求人情報詳細
ナノ分離膜を用いたDAC技術の実用化に向けて設立された総合商社のグループ会社 大気中のCO2直接回収技術の開発・量産体制構築責任者【福岡】
正社員
1000万円
勤務地 | 福岡県福岡市 | ||||
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想定年収 | 800万~1000万円 | ||||
推奨年齢 | 30代 | ||||
仕事内容 | 【業務内容】 2023年6月に設立した同社の開発責任者として、戦略構築、九州大学との共同研究の推進、外部企業との共同開発の管理等を担っていただく。将来的には、CTOを担っていただくことを期待する。 人間社会は、化石資源を採掘して消費し、最終的にCO2として大気に放出するという、炭素の一方向移動によって支えられてきた。その結果、大気にCO2が蓄積し、地球温暖化やそれに伴う気候変動問題が生じている。 大気中から二酸化炭素を回収するDAC(Direct Air Capture)技術は海外でも盛んに研究されてきたが、髪の毛の直径のわずか300分の1ほどの薄さしかない分離膜(有機ナノ膜)を開発した九州大学と共に、DAC及びCO2の利用技術の開発を促進させ、事業化を進めていく。 現在、基礎開発を進めており、2025年の大阪万博迄に一般客に公開する装置の開発を大手企業と連携して目指している。2028年を目標に量産開始予定。 同社単体で技術開発・量産体制を構築していく為の責任者として、九州大学の研究内容を理解し、知財戦略策定、技術開発の推進及び管理、コンセプト装置開発、量産技術開発、用途技術開発、技術営業、技術特許獲得などを行う。 【具体的には】 ●装置開発 ・開発の方向性を定め、社内での合意形成を取ったうえで、開発委託会社との密な協業体制を構築。並行して、更なる開発協業先も探索。 ・将来的な量産を見据えたパートナーとの関係性を深め、九州大学側とも戦略構築を含めたこまめな協議を重ねる。 ・パートナーとの用途開発PJに主体的に参画するほか、営業部の潜在需要化へのアプローチにも然るべきタイミングで同席する。 ●成膜中心とした材料の量産開発 ・材料(主に成膜)メーカーと密に情報交換を行う。 ・同社の求める膜性能を定め、各メーカーからのサンプル評価を行い、ゴールに対しての進捗を管理し、社内展開する。九州大学と各メーカーに対する技術助言や、情報開示を協議する。 |
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経験・資格 |
※求人情報の応募要件全てに該当しなくても、企業様に対して内々に打診したり相談することが可能な場合もございます。一つでも当てはまる方は前向きにご検討下さい。
【必須要件】・基本的な化学知識 ※応用化学・化学工学は尚歓迎 ・メーカーにおける技術・研究開発や、(技術面での)事業開発業務の経験 ・もしくは博士課程を卒業した上での大学・研究機関での勤務経験者 ●必要資格:特に無し ●英語力:特になし ※更なる詳細事項は、カウンセリング(面談)時にお伝えします。 |
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企業データ |
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Recruiting No. | 02009149000001 |
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