求人情報詳細
NEW 住友化学株式会社 工業化研究開発/プロセスエンジニア(大阪)
正社員
1000万円
| 仕事内容 | 【仕事内容】 同社は、2025年度からの新中期経営計画にて、アグロ&ライフソリューション及び、ICT&モビリティソリューション分野を成長ドライバーとして位置付けています。これらの部門のファインケミカル分野の製品開発が急速に進んでおり、プロセス開発・工業化研究を行う人材確保が重要となっています。 そういった背景の中、当該部署は、化学工学やエンジニアリング技術を駆使し、革新的な製品の工業的生産プロセスを構築するために、ラボスケール実験からパイロット実験までを行い、プロセスフローと設備の基本設計を行うことをミッションとしており、基礎研究部門や製造部門と一体となって、重要なプロジェクトを牽引しています。 本募集は当該部署において、チームの中心的な存在としてパイロット実験を計画・遂行し、開発した技術を基本設計としてまとめていくこと、また、新製品開発プロジェクトのマネジメントに関連する実務を行い、関係部署を束ね、リードしていくことが期待されるポジションです。 <具体的な担当業務> ・新規プロセス開発/工業化研究(ファインケミカル分野) ・既存プロセス合理化研究(ファインケミカル分野) ・パイロットプラントを用いた工業化データ取得、設計業務(基本設計~詳細設計まで) ・パイロットプラントを用いたサンプル製造 ・データサイエンス、プロセスシミュレーションを活用した技術検討 ・化学プロセスの基礎技術の研究開発 世界の食料問題を解決するための農業関連製品や、人々の生活を便利に豊かにする為のICT関連製品など、世の中の課題解決に大きく貢献することをやりがいとして感じていただけるポジションです。さらに、工業化技術研究所は、基礎研究部門と製造部門の間を取り持つ部署であり、新製品開発・工業化において重要な役割を担うことができます。 <キャリアパスイメージ> 一例: [1] 工業化技術研究所において、工業的生産プロセスの開発に従事 [2] 生産部門(工場)に異動して新製品の導入プロジェクトや、プロセス合理化、生産ライン管理等を経験 [3] 本社管理部門へ異動して会社全体のマネジメントを経験した後、工業化技術研究所または、工場等の技術系の職場に戻り、本社経験を活かして業務のマネジメントに従事 |
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| 経験・資格 |
※求人情報の応募要件全てに該当しなくても、企業様に対して内々に打診したり相談することが可能な場合もございます。一つでも当てはまる方は前向きにご検討下さい。
【応募資格】【必須(MUST)】 ◆業務経験 ・大学及び大学院において化学工学を学んでいること。 ・以下のいずれかの職務経験を有していること。 ・工業化研究従事 ・プラント設計 ・製造プラント勤務 ◆学歴:理系修士卒以上 ◆語学力:TOEIC 600点以上 【歓迎(WANT)】 ◆業務経験 ・新規事業の工業化経験 ・海外赴任経験、特許出願、法規申請対応 ・プロセスシミュレーションソフトの使用経験 ・データサイエンスに関する素養がある ◆人物像 ・コミュニケーション能力に優れている。 ・粘り強く課題解決に取り組むことができる。 ・新しいことに積極的にチャレンジできる。 ・チームワークを大切にし、協力しながら目標を達成できる。 ◆資格 ・危険物(甲種) ・高圧ガス製造保安責任者(甲化または機械) ・公害防止管理主任者(水質・大気) ・エネルギー管理士 ・化学工学技士 ◆語学力:TOEIC 730点以上 ※更なる詳細事項は、カウンセリング(面談)時にお伝えします。 |
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| 想定年収 | 600 万円 ~ 1000 万円 | ||||||||||||
| 勤務地 | 大阪市此花区春日出中3丁目1番98号 | ||||||||||||
| 勤務時間 | 勤務時間 フレックスタイム制 (コアタイムなし・標準労働時間1日7時間50分) |
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| 休日・休暇 | 休日:完全週休2日制(年間休日124日) ※昼勤の場合 有給休暇:年間20日(初年度は入社時期により異なる) 休暇/休業制度:結婚・忌引・転勤・マタニティー・ボランティア・出産サポート・ライフサポート等休暇制度/産前産後休業・育児休業(一部有給期間あり)・介護休業など |
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| 加入保険 | 社会保険:健康保険、介護保険、雇用保険、労災保険、厚生年金保険 | ||||||||||||
| 受動喫煙対策の有無 | 有 敷地内すべて禁煙 その他、取り組みあり 人事部による「禁煙サポートプログラム」の実施 |
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| 企業データ |
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| 取材班による独自解説 | 日本の財閥系3大総合化学メーカーの1角。 住友グループにおいて別子銅山の銅精錬事業をルーツに持つ「新居浜4社」のうちの1社。 1913年、住友グループが手掛けていた別子銅山(現 愛媛県新居浜市)での銅精錬事業の煙害を解決する為、煙害の原因となる銅鉱石中の硫黄成分を取り出して肥料を製造する「住友肥料製造所」として創業。その後は、1944年、日本染料製造株式会社を合併して、染料、医薬品部門に進出(現在の大阪・大分工場)。1958年、愛媛工場で、エチレンおよび誘導品の生産を開始し、石油化学部門へ進出。2005年には、サウジ・アラムコと折半出資の合弁会社(当時)「ペトロ・ラービグ」を設立。世界最大級の石油精製・石油化学コンビナートとなっている。 あらゆる産業分野に幅広く用いられ、その分野のコアとなる素材を提供。「エッセンシャルケミカルズ部門」「エネルギー・機能材料部門」「情報電子化学部門」「健康・農業関連事業部門」「医薬品部門」の5事業部門があり、各々の事業バランスが良く、安定した収益基盤を持つ。半導体関連では、リソグラフィー工程で使われるフォトレジストを製造し、高い世界シェアを誇る。また情報電子化学部門では、有機ELディスプレイ用偏光フィルムおよびタッチセンサーで世界トップクラスのシェア。 海外にも拠点が多く、グローバルな環境で働ける環境。売上の6割以上を海外事業が占めており、特にサウジアラビアでの石化事業、韓国中国での情報電子事業、北米での医薬農薬事業等、海外で強い製品群を持っている。 単に素材を川下に向かって供給するだけでなく、最終製品の製造まで手がける等、製品に応じた最適な形で様々なビジネスをつくりだしている。 研究開発についても注力しており、4,000名を超える研究者が所属。特許保有件数も14,000件以上を誇る。事業部門研究所(各事業に関わる製品や基幹・要素技術の研究開発)とコーポレート研究所(新規事業へ進出する為の技術開発)、生産安全基盤センターの3つに大きく分かれ、各研究所がいずれかに紐づく形の体系だった組織構成となっている。 「触媒設計」、「精密加工」、「有機・高分子材料機能設計」、「無機材料機能設計」、「デバイス設計」、「生体メカニズム解析」という、6つのコア技術を深め、産学連携も含めたオープンイノベーションにも積極的に取り組む。 2025年3月期決算ではV字回復を達成し、成長軌道への回帰を強める。中期経営計画では、2027年度までに全社員のうち中途採用者が占める割合を10%から40%へ高める方針を掲げており、過去にない規模感で採用意欲が高まっている。 | ||||||||||||
| Recruiting No. | 01001983000247 |
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