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データが語る博士・ポスドク

希少な博士人材


文部科学省の『学校基本調査』、ならびに科学技術・学術政策研究所の『科学技術指標』によると、2022年度において高等教育機関に在籍する学生数は、大学学部では263.2万人、修士課程では16.6万人、博士課程では7.5万人です。

いわゆる「大学院生」とは修士課程・博士課程の両課程に在籍する学生を包含して指しますが、その「院生」の中でも、博士課程にまで至る学生は学部生に対してわずか2.85%しかいないことになります。
博士課程には修士課程から直接進学した学生の他、海外からの留学生、社会人学生等、様々なバックグラウンドを持つ学生が在籍していますが、それを加味しても極めて少数であると言えます。
特に昨今は外国籍の院生が正規入学するケースも増えているため、日本人の博士課程在籍者は、更に希少性が高いのが現状です。

その中で、理工系*(自然科学系)を専攻している博士課程の学生は5.1万人で、博士課程の大学院生全体の約7割を占めています。
学部生における理工系は全体の1/3以下であるものの、修士課程にて理工系人材の占める割合が逆転します。

一般的に「理工系は修士まで進学することが多い」と言われており、実際に文系学部よりも理工系学部生の方が大学院進学率が高いのは確かですが、数値としては89万人中10.4万人、進学率は約1/9程度に留まっています。
この点からも、大学院修士課程・更には博士課程にまで進んで高度な研究スキルを身に付けた人材は、文系・理工系問わず極めて希少であるという実態が窺えます。

* ここでの「理工系」とは、理学、工学、農学、医歯薬系学部・研究科を指します。